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東欧ツアーに向けて最終の機材チェックとサウンドメイキング

本日はスタジオにて、いよいよ来週からスタートする東欧ツアー用の機材チェックとサウンドメイキングをしてきたよ。
海外ライブでは、機材をどうするか、何を持っていくか、でいつも悩む。

 

昨年のオランダの際は、iPad Pro+BAIS FX+SONIC PORT VX+iRig BlueBoard、というギター本体以外の機材は超が付くほど最小限システムなので荷物は少なくて楽だった。
けどね、iPadのミニマムシステムは、ツアー向けのハードな仕様ではないので、ツアー中に壊れる可能性が高い。


現に、国内で何度か持ち歩いて使ってるけど、SONIC PORT VXのコネクタが壊れた事もある。
SONIC PORT VXのケーブルはライブ向けの丈夫なものではなく、ちょっと引っ張たら千切れる細めのものだ。

 

当初はこの超ミニマムシステムで、予備にSONIC PORT VX本体とケーブルをもうひとセット持って行こうかなとも思ったけど、正直そこまでするならある程度荷物になっても、機材が壊れるリスクが最小限になるシステムにしようと思った。

ツアー中の機材は、移動、ケースからの出し入れ、プラグの抜き差し等を連日行うのだから、当然そういったハードな使用環境に耐えうる性能が必須だと思う。
そもそも、壊れない様に恐る恐る使うってのも、自分の性格的にはツアーに集中できないし。

 

しかも、iPadのBAISでは、自分のシミュレートしたいMarshallのJMP-1のサウンドが入っていない!
他のアンプをがっつり弄って何とか近めのサウンドにはしているけど、言ってしまえば似せてるだけで似て非なるもの。

 

という事で、今回は頑張ってFractal Audio SystemsのAX8を持って行きます。
これさえあれば、普段SABER TIGERで使っているAXE-FX IIとほぼ同じ音出せるので、サウンド面でやり辛さを感じる事はない。

 

ただね、問題はパワーアンプだよ。
はっきり言ってしまうと、使うパワーアンプによって作り込んだサウンドが大きく変わってしまう。
もちろんスピーカーキャビネットもだけど、さすがにこればかりは現地のものを借りるしかないので…。

 

という事で、本日は持って行くパワーアンプの最終決定をしにスタジオへ…。
といっても、選択肢は二つしかないけど。

 

iSP STEALTH PRO Power Amplifier
Seymour Duncan Power Stage 700

 

共に以前から導入してはいたけど、ライブではまだSTEALTH PROしか使ってない。

サイズ・重量では断然STEALTH PRO、音質では断然Power Stage 700だけど。

Power Stage 700なら普段使っているMATRIX GT1000FXと比べても、音色が大差なくて良いけどね。

 

それにしてもSTEALTH PROに電源スイッチが付いていないいないってのは、いくらコンパクト化を優先するにしても省き過ぎな様な気がするけど。

結局、みんな自分でスイッチ追加するんだから、多少大きくなっても最初から付けて欲しいと思う、のは私だけかな…。

あと、ACアダプターも本体内蔵して欲しいよ、大きくなっていいので。

 

久々に長い文章書いたなー。

同じ様な境遇で悩んでいる人に役立つ情報であれば嬉しいけど…。

 

海外ツアー用サウンドメイキング

 

海外ツアー用サウンドメイキング

 

海外ツアー用サウンドメイキング

Category:機材紹介 | 田中 "Machine" 康治 | 00:38 | comments(1) | trackbacks(0) |